エアコン掃除でスプレーは故障の元?自分でできる正しい掃除の仕方!

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最近少しずつ気温があがり、もう夏目前! って日もありますよね。

5月に入れば「夏日」なんて日がちょこちょこ出てきて、体調を崩しやすいので注意が必要です。

「暑いなぁ」と感じたら、目にはいるのがエアコン

そろそろ本格的に稼働する前に掃除をしなければ……と感じている方も多いはず。

 

ちょっと待って下さい! あなたのエアコン掃除は大丈夫ですか?

今回は、エアコン掃除について、徹底解説をしたいと思います。

 

エアコン洗浄スプレーでシュッと簡単掃除!

エアコンの掃除って結構重労働なんですよね。なにせ場所が高い位置にあるし、部品がいっぱいあって、取り外すのも大変だし……。

そんな主婦の悩みにこたえるかのように誕生したエアコンスプレーですが、簡単に掃除できる以上のデメリットがあるのです。

 

1. 実はエアコンスプレーでは、全てが綺麗になっていない!

エアコンスプレーをして、ふき取ると、なんだか綺麗にピカピカになった気がします。

匂いもいいし、業者を呼ぶより安く仕上がった~と思ったことのある方。

そのエアコンちゃんと動いてますか?

エアコンスプレーで綺麗になるのは、フィンの部分のみなのです。

フィンとは、エアコンの外側についてる目に見えるギザギザの部分。

それが綺麗になったから、全部掃除できた気がするだけなのですよ。

 

2.カビの臭いはスプレーでは無くならない!?

フィンが綺麗になったので、分かりにくいですが、外側からは見えないエアコン中心部にファンがあります。

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出典:http://kazu88312.blog.so-net.ne.jp

エアコンに風を送る重要な部分ですが、そこが綺麗だとカビの臭いがしないのです。

臭うのは綺麗になってないから。

エアコンスプレーはファンにまで届いていません。

ただ芳香成分が入ってるので、カビ臭さをごまかしているだけなのです。

一見、綺麗になったように感じてしまうので、結構やっかいな代物なのです。

 

エアコンスプレーは手軽ですが、表面を綺麗に見せかけただけで、実際に奥の汚れは落ちていません。

むしろ、エアコンスプレーの成分がエアコン本体に残り、詰まりや水漏れを発生してしまうケースも……。

手軽く安くには、それなりにデメリットが多いものなのです。

 

エアコン掃除を安くしたいなら自分で掃除!

手間暇はかかりますが、結局スプレーなどに頼るより、自分で掃除した方がエアコンが壊れにくいのです。面倒ですが、エアコンの掃除方法を解説します。

 

1.エアコン周りの埃を完璧に撤去!

高い部分にあるエアコンは上に埃がたまりやすいもの。まずはクイックルワイパーなどのほこりを取る製品で綺麗にほこりを取ってあげましょう。

 

2.フィルターを掃除しましょう。

フィルターを取り外し、掃除機で埃を吸い取りましょう。その後、中性洗剤を入れた水の中で易しくスポンジなどでフィルターを綺麗に洗います。洗い終わったら、日陰で干し乾かします。

 

3.全面パネルを洗いましょう。

取り外せるのであれば、全面パネルも中世洗剤で洗いましょう。取り外し出来ない場合は、薄めた中性洗剤を布につけ、ふき上げてあげましょう。

 

4.エアコン吹き出し口も忘れずに。

吹きだし口には羽がついていますが、ほとんど手で動かせます。傷つけないように薄めた中性洗剤をつけた布で、ふき上げていきましょう。奥の方は割り箸に布を巻きつけて掃除すれば簡単ですが、エアコン奥には精密機械も多いので、機械部分に触れないように注意しましょう。

 

5.最後は送風で乾かしましょう。

元通りに部品を取り付けたら、最後は送風で30分ほど乾燥させれば、エアコン掃除終了です。お疲れ様でした!

 

やっぱり自分で掃除するのは難しい…

サラリと簡単に書きましたが「え? 無理なんだけど……」と思った方! 私もそう思います。

やってみると、めちゃくちゃ大変なうえに、どこに精密部品が埋まってるのかわからない手探り作業。

本当に疲弊します。

 

なので、結局は、高いお金がかかっても、業者を呼ぶのが一番なのです。

年1回が難しければ、最低2年に一回は業者を呼んで、徹底的に綺麗にしてもらいましょう。

ホコリやカビがついたエアコンを使い続けるのは、病気の原因にもなりますので、家族や自分のためにも、必要経費だと思い、プロにおまかせするのが一番安心で、エアコンも長持ちします。

(費用は大手業者だと1台12000円ぐらいが相場です。たまにキャンペーンなどもあるので、その時を利用すれば、大幅に安くなるかも?)

 

まとめ

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いかがでしたでしょうか?

スプレーを使った場合と、自分で掃除した場合をお話ししましたが、メリット・デメリットを考えると、やはりプロが一番安心なのでは?と思います。

今は業者も色々あります。夏が本格的に始まるまでに、一度エアコン掃除を検討されるのをお奨めします。