6月末のオープンから、各メディアで話題の韓国デザートが食べられる『ソルビン原宿』。
原宿店が日本一号店とあって、連日多くの人々が訪れています。
そこで、話題の『ソルビン原宿』とその人気メニューを追跡してみました。
人気ナンバーワンはきな粉もちかき氷
出典:http://www.sulbing.jp/
“ソルビン”という言葉が聞き慣れないという人のために、そもそも“ソルビン”とは何かから始めましょう。
ソルビンとは、“雪氷”と書きます。
漢字から想像できるように、日本でいうところのかき氷です。
ただ、ソルビンは日本のかき氷と似て非なるもの。
とにかく氷が違います。
文字どおり雪のようなふわふわ感にあふれ、口に入れると一瞬で幻のように消え去っていきます。
残されるのは、ほのかな甘み。
この甘みの秘密は、氷が単なる氷ではなく、ミルク氷であるということ。
淡くはかない雪のようなミルク氷を追いかけているうちに、気がつけばあっという間に目の前に空っぽの器だけがのこされます。
とらえようのない幻影を追いかけるようなデザート…これがソルビンなのです。
ソルビンのルーツは韓国です。
もともと韓国で食べられてきた伝統的な小豆かき氷(パッピンス)に現代的で斬新なトッピングをほどこしたものをソルビンとして売り出しました。
創業者がソルビンを考案するにあたり、ヒントになったのがなんと和菓子。
日本に留学中に和菓子が時代共に変化し、老若男女に親しまれ続けていることに驚き、韓国の伝統的なお菓子を「デザート」として変化させてみようと決意したのが原点なのだそう。
一番人気は「きな粉餅ソルビン」(850円、テイクアウトは700円)。
上にきな粉とロースとアーモンド、1センチほどにカットされた餅が、氷が見えないほどたっぷりとトッピングされています。
ミルク氷の優しい甘さに、きな粉とアーモンドの香ばしさが加わり、なんともいえない味が口いっぱいに広がります。
またミルク氷のはかなさと対照的な歯ごたえの餅も、よい意味で食べる人を裏切るコントラストをつくりだしています。
ほかのメニューも見逃せない!
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出典:http://www.sulbing.jp/
女性に一番人気があるのが、「マンゴグレープフルーツソルビン」(1500円)です。
マンゴーとグレープフルーツとアイスクリームが、氷が見えないほどたっぷりトッピングされています。
ただ甘いだけでなく、さわやかな酸味もあり、女性たちの心をつかんで離さないのだそうです。
7月7日から期間限定、一日50個から100個限定で販売されている「ヨーグルトまるまるメロンソルビン」(1500円)も要チェックです。
メロンの中にチーズケーキとヨーグルトアイスクリームをイン!
甘さとさっぱりとした後味とか共存している逸品です。
温かいメニューも試したい!
出典:http://www.sulbing.jp/
ソルビンには、いわゆる“かき氷”しかないのかというと、そうではありません。
冷たいデザートと並んで人気なのが、「きな粉餅ハニーバターブレッド」(750円)です。
3枚のパンに2枚のきな粉餅をサンドし、キャラメルソースのかかったバニラアイスをのせています。
温かさと冷たさと、トロッとした柔らかさが口いっぱいに広がります。
パンと餅の組み合わせですから、ボリュームも満点です。
まだオープンして1か月あまり。
日本では原宿でしか出合えない味とあって、連日行列必至です。
その人気は整理券を配布するほどですが、それでも
「並んでも行ってよかった!」 「行列しても食べたい」 「再訪決定!」
とその魅力にどっぷり浸る人が続出しています。
自身の目と舌で話題の韓国スイーツを試したくなった人は行列覚悟で原宿へ向かいましょう。
もっとも本国・韓国では行列せずに食べられる店舗が多数あるようなので、思い切って韓国へ出発してしまうという方法もありますけれど、ね。
まとめ
- 話題の韓国スイーツ「ソルビン」は、一瞬でとける淡雪のようなかき氷
- 日本で食べられるのは原宿だけ
- 一番人気は「きな粉餅ソルビン」(850円、テイクアウトは700円)
- 連日整理券を配布するほどの大人気
この夏、話題の韓国デザート。
ぜひとも皆さんの「食べたいデザートリスト」の上位にランキングさせてください。
そしてチャンスがあれば実際に目と舌で確認してみてくださいね。