出典:https://www.facebook.com/matsukaseimen/
近ごろ、岡山県倉敷市にある「松家製麺」が評判です。
うどんといえば、「うどん県」こと香川県が有名なので、「岡山?」と首をかしげるかもしれません。
しかしながら「松家製麺」のうどんは、うどん県を青くさせるのにじゅうぶんの実力と言われており、それならば…と調べてみました。
限定につぐ限定でレア感満載
「松家製麺」のすごいところは、“限定”が多いことです。
まずは営業時間。
早朝5:40ごろから7:00までとかなり短時間の営業です。
ただ、あまりに人気で「昼もぜひ!」というリクエストが相次いだため、今年の4月から昼営業もしています。
それでも11:30ごろから13:15ごろと、これまた短時間営業です。
短時間営業の理由は、「製麺所」だから。
麺の卸業もされているため、配達等に支障が出ない範囲での営業になるそうです。
さらに「不定休」(火曜日や木曜日が多いそうですが)。
まずは店休日を確認し、営業時間内に辿りつくようにしなくてはなりません。
遠方から訪れるならなおのこと、食べ逃すことがないようにチェックして出かけたいものです。
スタイルも独自仕様
スタイルも「完全セルフ」と独自仕様です。
行列に並び、食べたいものをオーダーします。
先に支払いを済ませたところで、うどんが入った容器を「はいっ!」と手渡されます。
レジ横に卵、ネギ、ラー油(別料金)が並んでいるので、これを好みでトッピングし、飲食スペースへ移動します。
テーブルの上に置かれた醤油、一味、てんかす、ショウガをそれぞれのせ、ズルズルッとかきこみます。
松家製麺が独自路線なのは、ここから。
こちらでは「後片付け」もセルフなのです。
たんに食器を下げるだけではなく、洗い物もしなくてはなりません。
うどんの容器をさっと洗うだけなので、手間ではないのですが、「おお、そうきたか!?」と驚く初心者が多いとか。
もちろん、常連客は手慣れたもので、一連の流れがかなりスムーズです。
お昼は店主手作りの小屋で食べられるとあって、これまた昼限定の楽しさがあります。
限定ルール満載で尻込みするかもしれませんが、そこは心配いりません。
笑顔が気持ちよい店員さんたちが対応してくれます。
のどごしのよさがたまらない
出典:https://www.facebook.com/matsukaseimen/
製麺所で作った麺をその場で食べられるとあって、うどんの角がカチッとたっていて艶々としたようすは色っぽさまで感じます。
ひと口ズルズルッとかきこめば、モチモチ感とのどごしのよさに驚くでしょう。
早朝メニューの一番人気は「釜玉」(大350円、小230円)。
出典:http://tabelog.com/okayama/A3302/A330201/33007371/
できたてを箸でさっと混ぜると卵がまろやかにからみます。
昼は細麺を使った「ぶっかけ(温・冷)」(共に300円)が人気です。
暑い季節はひんやりとしたぶっかけをかきこむのもいいですね。
広く宣伝活動をしているわけではありませんが、
「はまった!」 「遠くからでも行く価値あり!」
「旅の目的にしたい」「やっと食べられた、感動!」
という口コミが広がり、今や遠方からわざわざ訪れる人が増え続け、訪れた人は次々とその魅惑的なうどんの虜になっています。
まとめ
- 松家製麺は短時間営業に不定休だから事前チェックして出かけよう
- 完全セルフを楽しもう
- 朝は釜玉(大350円、小230円)、昼は「ぶっかけ(温・冷)」(共に300円)が人気
独自路線をつきすすむ「松家製麺」。
その姿は、もはや一種の「うどんエンターテイメント」です。
近隣の人は早速訪れてみてください。
いえ、遠方であっても、岡山県倉敷市を旅の候補地にぜひとも入れてみてください。
松家製麺による「うどんエンターテイメント」にはまる人が続出するかも!?