大衆の娯楽として、いわゆる「TVゲーム」が誕生したのは1972年、実に44年もの歴史があるわけですが、その進化はある意味その時代の技術の最先端といっても過言ではないですね
その一方で、これだけ長い歴史を持つ「TVゲーム」ですから、昔発売したハードやゲームに思いを馳せるのもまた、ゲームファンというものです
今回は、そんな昔懐かしいゲームを詰め込んだ話題の商品「ファミコンミニ」について調査してみたいと思います
ファミコンミニって一体何?
ここまで「ファミコンミニ」と書いて来ましたが正式名称は「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」という商品で、発売日は2016年11月10日です
昔懐かしい「ファミコン」から、往年の名作30本を一まとめにしたレトロゲーフリークにはたまらない商品ですね
ファミコンといって通じない世代も多くいる時代ですし、やはりメインターゲットは子供の頃、学校から帰って友達とファミコンで遊んだ世代、今の30代前半~それ以上の世代かと思います
とはいえ、収録されている30作品はどれもこれも今の時代にも残る名作シリーズの初作であったりと、決して今のゲームに劣る物ではありません
昔を懐かしんで遊びたい方も、昔のゲームには触れた事のない若い世代の人達にも是非触れて欲しい作品ばかりが目白押し!
収録されているタイトルは以下の通りです
・ドンキーコング 1983/7/15
・マリオブラザーズ 1983/9/9
・パックマン™ 1984/11/2
・エキサイトバイク 1984/11/30
・バルーンファイト 1985/1/22
・アイスクライマー 1985/1/30
・ギャラガ™ 1985/2/15
・イー・アル・カンフー 1985/4/23
・スーパーマリオブラザーズ 1985/9/13
・ゼルダの伝説 1986/2/21
・アトランチスの謎 1986/4/17
・グラディウス 1986/4/25
・魔界村® 1986/6/13
・ソロモンの鍵 1986/7/30
・メトロイド 1986/8/6
・悪魔城ドラキュラ 1986/9/26
・リンクの冒険 1987/1/14
・つっぱり大相撲 1987/9/18
・スーパーマリオブラザーズ3 1988/10/23
・忍者龍剣伝 1988/12/9
・ロックマン®2 Dr.ワイリーの謎 1988/12/24
・ダウンタウン熱血物語 1989/4/25
・ダブルドラゴンⅡ ザ・リベンジ 1989/12/22
・スーパー魂斗羅 1990/2/2
・ファイナルファンタジー®Ⅲ 1990/4/27
・ドクターマリオ 1990/7/27
・ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会 1990/10/12
・マリオオープンゴルフ 1991/9/20
・スーパーマリオUSA 1992/9/14
・星のカービィ 夢の泉の物語 1993/3/23
本当にどれもこれも、名作ばかりですね、これを一まとめにして遊べる、というのは当時ファミコンに熱中した世代の方々に取っては「夢のハード」ではないでしょうか(笑)
コントローラーが小さすぎて使いづらい?
さてさて、この「ファミコンミニ」ですが、本来の「ファミリーコンピュータ」から約60%のサイズに縮小された、いわゆるミニチュアモデルになっています
手の平サイズになったファミコンは可愛らしく、持ち運びにも便利なお手軽サイズに30本のゲームという素晴らしい商品なのですが、一つ問題を抱えています……。
ズバリ
「コントローラーが小さすぎて使いづらい」
元々ファミコンのコントローラー自体も「四角く角ばった板状」という、今の時代で考えてみると非常に持ちづらいデザインです
そもそも現在のゲームハードのコントローラーは「人間工学」に基づいて「持ち易い」「使い易い」を念頭において作られている物がほとんどですし、時代を考えると仕方のない部分もあるのですが(笑)
元の「ファミコン」時点でも使い辛い(慣れでどうにでもなりますけどね)コントローラーを更に60%の大きさに縮小してしまったら……そりゃ持ち辛くもなりますね……
コントローラーの持ち辛さはホント?
実際の使用感や持ち辛さといった話は、商品が実際に発売されてみない事には検証のしようもないですが、幼少期にファミコンを触った事のある身として印象をまとめてみようかなと思います
・ボタン自体は少ないので気にならない
・複雑な操作を要求するゲームはない
・実際にゲーム中に使うのはそもそも十字キーとA・Bボタンのみ
と、こんな印象があります。
確かに元のサイズよりも小さくなっているので持ち辛いのでは?という意見が出るのは当然ではあるのですが、昨今ではおそらくほとんどの人が触れているであろう「スマートフォン」という物があります
持ち辛さではスマートフォンもどっこいどっこいな気もしますし、ファミコン時代のゲーム操作は複雑な物を要求されないので、実は「使い辛い!こんなのゲームできん!」とかそういう事にはならないんじゃないのかなー、と個人的に思います
仮に、コントローラーが多少使い辛くても、この商品自体の値段は「5,980円」
最近のゲーム1本分の値段で30本のゲームが遊べる、と思えば「お得感」の方が勝るのではないでしょうか(笑)
ファミコンミニまとめ
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発売日は2016年11月10日
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コントローラーは意外となんとかなりそう?
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5,980円でお得に30作品遊べます!
実際にファミコンやスーパーファミコンのコントローラーを持ってみると分かるのですが、実はその時点で言うほど「持ち易くて遊びやすい」というわけでもないんですよね……(笑)
何にせよ、魅力的なタイトル30本を遊べる、というだけでも非常に価値ある商品かと思いますので購入を検討してみるのも良いのではないでしょうか