皆さん、こんにちは。
桜のつぼみも本格的にふくらんできて、季節は着実に春へと向かっています。
1年は、早いものですね。
この時期特有の慌ただしさの中でも特に右往左往されているのは、新入学を待っている子を持つ親御さんではないでしょうか?
今回は、そんな新入生のお子さんを持つ親御さんが気になる、入学祝いにまつわる話をしたいと思います。
貰って嬉しい入学祝い!だけどこの後どうすればいいの?
「入学祝いを貰ったけど、お返しってどうするのだろう?」
そう悩んでる親御さんはいませんか?
私も数年前、全く同じ立場でした。
お祝いをくれるのはだいたい、祖父母や親戚、あとは物凄く親しい友人ぐらいでしょうか?
そして、親しければ親しいほど
「お返しとかはしないでいいよ~」
なんて話になったりします。
その言葉が、額面通りであるとの保証はどこにもないのです。
あなたのかかえている『お祝い袋』実はトラブルへ続く爆弾かもしれませんよ。
本来、入学祝いとは?
入学で物入りのこの時期に、親類縁者から「お子様の成長をお祝いする」意味を込めて贈られるお金なのです。
ポイントは「親戚」→「子ども」へ贈られたお祝いであるということ。
子どもはお返しなんて出来ませんよね?
だからこそ「お返しなし」が本来『入学祝い』を貰った時のマナーなのです。
(マナーではありますが、お礼だけはきちんと口頭か礼状で伝えましょう)
ただ、それにはどうやら地域差があるようで……。
私の友達は、親戚から「お返しなしだなんて非常識な!」と随分お灸をそえられたらしいので、ご自分のお住まいになっている地域、あるいはお祝いを頂いた親戚が住んでいる地域の常識をそれとなくリサーチしておけば安心です。
お返しするなら、いつ? 金額は?
「それでもお返しを送りたい! 送らなければならない!」
となった場合、お返しの金額はだいたい貰った金額の1/3~半分が相場です。
お返しの時期は、子どもの入学式後、一ヶ月以内に送りましょう。
お返しは何が喜ばれる?
結婚や出産祝いと違い、入学祝いのお返しに定番はありません。
なので、自分がお返しにもらって嬉しいものは何かを考えましょう。
個人的には、商品券や現金、あとはカタログギフトでしょうか?
貰っても邪魔にならず、しかも腐らない(笑)お返しを貰った人も欲しいものは自分で選びたいものなのです。
立場が逆だったら、そう思いますよね。
ただし、現金には要注意。
ご年配の方には「お返しが現金」を快く思わない方が多いです。(うちの親もそうです)
商品券や現金は、お返しする金額がそのまま分かってしまうから嫌だ、という考えもあります。
総合的に考えると、カタログギフトが一番無難かも知れませんね。
まとめ
● 入学祝いお返しは、マナー的には不要。それでもお礼だけは忘れずに。
● お返し不要ではない地域や人の場合は、貰った金額の1/3~半分を目安に商品を選びましょう。
● 商品発送の時期は、入学式後一ヶ月以内です。
● 現金のお返しには要注意! 逆に非常識だと思われることも。
以上、四点のポイントを意識していれば、親類縁者からの猛攻に合うこともないと思います。
面倒だなぁと思う気持ちも(ものすごく)わかりますが、子どもの成長を一緒に祝ってくれる人がいるというのは、非常に幸せなことなのです。
春のような温かい気持ちで、色々な人たちと、子どもの成長を見守っていけたらいいですね!