【閲覧注意】
この “ヤツメウナギ” なかなかグロテスクな見た目をしています。
そういうのが苦手な人は閲覧しないことをお勧めします。
ヤツメウナギの生態
出典:http://www.yatsume.net/about.php
ヤツメウナギの大きさ、生息地、名前の由来など
【体長】
だいたい40cm前後、大きなものだと100cmの個体もいるらしいです。
【生息地】
北海道、青森、秋田、山形、新潟等の他、北朝鮮・中国東北部等
【名前の由来】
ヤツメウナギは漢字だと “八目鰻” と書きます。
しかし、別に目が8つあるわけではありません。
上のヤツメウナギの画像をご覧ください。目の横にエラの穴が7つありますよね?
この7つのエラ穴と目(片方)を合わせて “八目” ということです。
ヤツメウナギはウナギじゃない?
このヤツメウナギ、その名前から混同されやすいですが実はウナギじゃないんです。
また一般的に知られている魚類とも少し違うようです。
私たちの知っている魚には顎があります。
しかし、このヤツメウナギには顎がありません。
ヤツメウナギのような顎のない動物は”無顎類“と言われています。
この “無顎類” 、今はほとんどの種が絶滅してしまっていて現在生息しているのは “ヌタウナギ種”と この”ヤツメウナギ種”だけのようです。
なので生物としてはすごく珍しい種なんです。
でも顎のない魚ってどんな口をしているんでしょう?
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ヤツメウナギの特徴
ヤツメウナギの一番の特徴はなんと言っても “口” です。
今からその “口” の画像をお見せします。
いいですか?ここからは閲覧注意ですよ!
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出典:http://www.practicalfishkeeping.co.uk/content.php?sid=3618
うわぁ…きもちわるい!
グロテスクなゲームで出てくるワームですよ!ワーム!!!
思わず身の毛がよだってしまいます。
この吸盤状の口と無数のトゲのような歯で他の魚の体に吸い付き、肉をえぐって食べたり、血を吸ったりするようです。
見た目通りの恐ろしさです。絶対に噛まれたくないです。。。
食用としてのヤツメウナギ
少しグロテスクな画像を見せた後に言うのもあれですが、このヤツメウナギ…食べられます!
味
ネットでヤツメウナギの味について調べてみましたが人によってまちまちみたいです。
苦酸っぱい味と言う人もいれば、レバーと魚油を混ぜたような風味だという人もいます。
こればっかりは自分で食べてみないとわかりません。
ただ確実に言えることは “クセのある味” だということです。
少なくとも馴染み深いウナギの味とはかなり違ってきそうですね。
ちなみに蒲焼きが美味しいと多く書かれていました。
確かに蒲焼きなら濃いタレもあって食べやすそうです。
ヤツメウナギは栄養が豊富!
ヤツメウナギは栄養が豊富だと言われており、ビタミンA・ビタミンB12・タンパク質・脂質が高いとされています。
その中でも特にビタミンAが多く含まれており、感染症予防やがん予防、目の健康維持といった効果が期待できます。
滋養強壮に効くということです。ただしビタミンAの過剰摂取には注意してくださいね。
まとめ
- ヤツメウナギはウナギではない
- 顎がなくて恐ろしい口をしている
- 食べれるが味は人を選ぶ
- 栄養が豊富
ヤツメウナギ、漢方ぽくて硬いけど調理次第ではすごくおいしい。