甘~いサツマイモ、安納芋って聞くと、秋だな~って気分になりませんか?
コンビニやケーキ屋さんで「安納芋の〇〇」を見つけると、つい買ってしまう私です。
でも、安納芋って何なのか、意外と知らない人が多いんですよね。。。
秋の期間限定感がハンパない「安納芋」ですが、どんなおイモなのか調べてみました。
日本での歴史は、実はまだ70年ほどで、始まりはインドネシアのスマトラ島から日本の兵士が持ち帰った1個のおイモだそうです。
種子島の「安納地区」で栽培されたことから「安納芋」と名づけられました。
日本で最初にサツマイモの栽培を成功させた種子島ですから、安納芋にとっても育ちやすい環境だったのかもしれませんね。
最近、急に話題になった訳は?
とろっとろに甘い安納芋ですが、ここ数年、秋になるとよく見聞きするようになりました。
実は、平成25年までは種子島地区で生産されたものだけが「安納芋」と名乗れたそうです。
今では、例えば千葉県産の安納芋なんていうのも販売されているので、ぐっと身近になってきたんですね。
普通のサツマイモとどこが違うの?
安納芋は、生産するのにとっても手間のかかるおイモだそうです。
9月から年末にかけて収穫されたあと、ひと月ほど熟成させることによって、糖度が増えておいしくなるそうです。
サツマイモとの違いは何といっても甘味です。
安納芋は生でも蜜が染み出てくるくらい糖度が高いんですよ!
サツマイモと比べて、甘味成分の「ショ糖」という糖質が3倍以上含まれています。
安納芋とサツマイモ、カロリーを比較してみた
そうなると、気になるカロリーですが、生の芋で比べると、
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となります。
やっぱり甘い分、カロリーも少し高く思いますが、ごはん100gのカロリーは168kcalなので、お得な気がしませんか?
それから、生の安納芋の糖度は15度くらいですが、じっくり焼いた安納芋の糖度は40度くらいになるそうです。
40%が糖分ということですから、これはもうジャムの世界ですね!
おすすめの食べ方は?
王道はやっぱり焼き芋でしょう!
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=WuTGprwtBRk]
出典:https://youtu.be/WuTGprwtBRk
糖度を高く仕上げるには、じっくり時間をかけて焼くのがコツだそうです。
私のおすすめは、焼き芋の粗熱を取ったあとに、冷凍庫で凍らせる方法です。
なんと、アイスクリームみたいな感覚でいただけちゃいます。
地元のおばあちゃんはてんぷらにしたり、団子汁にしたりもするそうですよ。
まとめ
安納芋は食物繊維が豊富で、便秘解消にも役立ってくれそうです。
また、食前に食べると、ポテトプロテインという物質が満腹中枢を刺激してくれて、ダイエットにも効果があるようです。
じっくり加熱することで甘味がぐっと増すので、できればレンチンは避けて、アルミホイルで包んで、オーブンやトースター、フライパンで加熱することをおすすめします。
生の安納芋が手に入ったら、新聞紙で包んで13~15度くらいの風通しの良い冷暗所で保存しましょう。
ミネラルやビタミンも豊富で、甘くておいしい安納芋、是非八百屋さんやスーパーで探してみてくださいね。